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化学部会 2015年度方針

2015年4月28日

「化学部会」活動方針

Ⅰ.はじめに

 今年度、私たち化学部会はJEC連合中期ビジョンで掲げる“目指す姿”=「JEC連合に集う良さが感じられ、仲間が一丸となって、社会に役立つ力強い組織を目指して取り組む」、の実現に向けて活動を展開してきました。また、年度初めには「次春闘は労働組合の社会的責任が強く問われる」ことを共有しました。今春闘に於いては、今なお交渉を続けている仲間もいますが、化学部会各単組の皆様には、十二分に「労組の責任」を強く意識された上での粘り強い交渉に取り組んで頂きました。これまで皆様から報告頂いた結果がそれを明確に物語っています。

 

 化学業界はアベノミクス効果による自動車・電気産業等、製造業の回復や公共投資の拡大等により景気堅調局面にありますが、一方で、円安による原料の高騰、原発停止によるエネルギー問題が化学のみならず国内製造業にとって喫緊の課題になっています。また、少子高齢化の進展により内需拡大が見込まれない中で海外需要の取り込みの重要性は増していますが、コスト競争力の高い新興国が台頭しており、まさに正念場を迎えています。更なる生産性の向上や、イノベーションによる新たな価値の創造等による、わが国の製造業の持続的発展が求められている中で、私たち化学産業の「各産業における課題解決に広く貢献する役割」がより一層重要になっています。このことを自覚し、化学部会として化学産業の持続的発展、それを担う労働者の雇用の安定・創出や働きがいの向上につながる活動に取り組んでいきたいと思います。

 

 2015年度は中期ビジョン最終ステージの始まりの1年です。JEC連合の中核組織である化学部会は、継続して積極的にビジョン実現の向けた取り組みを進めていきます。来春闘における「持続的な賃金の引き上げと社会への波及」は重要な課題です。1000万人連合実現のための組織拡大や、産業政策・労働政策を通した労働者の雇用の安定・創出など、これまでの諸活動も変わらず重要です。とりわけアベノミクスの成長戦略の一環で検討されている労働法制の規制緩和については、労働者保護の観点で“改悪”とならぬよう注視するとともに、必要に応じた行動を起こさねばなりません。また、化学産業で進行している構造改革を踏まえ、各企業の現場の変化にも留意し、常に変化に柔軟に、現場のニーズに立脚した活動を模索するスタンスで1年間取り組んでいきます。そして、東日本大震災から4年目となりますが、今なお不自由な思いで生活されている多くの方々に対して、各々が連帯の心を持って出来る事から一つずつ取り組んでいきましょう。

 

 最後になりますが、「安全」については、化学部会として恒久的に意思を持って取り組みます。今年度も残念ながら化学部会単組の現場から爆発事故が発生いたしました。
特効薬が無い課題だけに、日々の意識の持ちようが何より重要です。2015年度こそ、私たちの現場から重大災害を起こさないということを新たに決意し、皆で協力して実現いたしましょう。
ご安全に!

 

Ⅱ.運動の基調と進め方

1.運動の基調

「単組支援」「産業政策」「組織拡大」を基調に中期ビジョンを踏まえつつ活動を進めます。

※2015年度=中期ビジョン第3ステージスタート年度

 

2.目的と進め方

①単組支援は、単組が主体的に行う様々な活動の中で生じる課題・問題に対し、その解決に向けた取り組みを支援することを目的に活動を行います。

業種別グループ活動や各企業労連・労協グループ等との連携強化。地方研修会の開催や単組訪問活動を実施し、個別単組支援の継続と登録組合間の連携強化を図ります。また、必要に応じてJEC総研や組織政策局と連携し対応します。

②産業政策は、化学産業の持続的な発展とそこに働くものの生活・雇用の安定を目指すことを目的に活動を行います。

化学総連やJEC総研と連携し取り組みます。また、化学総連・インダストリオール-JAF化学委員会との連携強化にも努めます。

③組織拡大は、化学産業で働くものの意見をより大きく結集することを目的に活動を行います。

組織政策局・各業種別部会・各単組・各地連と連携し取り組みます。

 

Ⅲ.具体的な活動

1.単組支援の取り組み

1)各グループ活動との連携強化について

(1) 業種別グループ活動

・引き続き、基礎素材、機能化学品、農薬肥料、無機中間体、油脂食品、窯業カーボンの6グループを設置します。

    ・各グループが自主的に活動し、部会は担当執行委員を置きその活動をサポートします。

    ・主な活動は、それぞれの業種特有の諸課題の共有や、会社・労組の諸制度等の情報交換を中心に行い、グループ内のニーズに沿って学習会等についても行います。

    ※業種に拘らないオープン参加を歓迎します。

 (2) 各企業労連・労協グループ等との連携強化

    ・会議ではJEC連合や化学部会の取り組みの報告・説明、また、労働条件の情報交換を行い、連携強化を図ります。

2)単組書記長会議について

    ・部会の諸活動に対する単組ニーズの把握や意見・要望等の意見反映の場、単組書記長間の情報交換や交流の場と位置づけ、年2回開催します。

3)地方研修会について

    ・単組間の情報交換や学習会を行います。

    ・年1回、「全ての単組・支部」を対象とし開催します。

4)単組訪問活動について

    ・部会の各種会合に参加出来ない単組を主に単組訪問活動(オルグ)を行います。

    

2.政策・制度実現に向けての取り組み

1)産業政策について

・化学総連とJEC総研との連携を強化し取り組みます。

・化学総連、JEC総研と協働で取り組む「化学・産業政策委員会」へ積極的に参加します。

・政策実現に向け、インダストリオール-JAF化学委員会との連携強化を図ります。

・化学産業政策シンポジウムの開催に積極的に参画して行きます。

・引き続き各業界団体との定期交流を行います。

・コンビナート政策交流会は、JEC連合(化学部会・石油部会)と化学総連の共催で引き続き、取り組

みます。

《取組みテーマ》

「新エネルギー戦略」「地球温暖化対策」「化学物質取扱い管理」などに取り組みます。

    

2)労働環境全般の課題解決に向けて

    ・連合、業界団体、行政、政党・議員などへの問題提起・政策提言・要請行動を行います。

    

3.組織拡大の取り組み

    ・1000万連合実現に向け、化学部会としても組織政策局・各単組・各地連と連携し取り組みます。

    ・関連企業内の産別未加盟組合や未組織組合の組織化、契約労働者・雇用延長者等の組合員化に取り組みます。

 

 

4.総合労働条件の取り組み

    ・2015春季生活闘争は、JEC連合方針に基づき取り組みます。

    ・連合の各種共闘会議に積極的に参加し、また、春闘日程を早める取り組みを行います。

    ・情報の共有は「双方が情報を発信し共有化することにある」との認識に立ち、情報を単組とタイムリーに交換することに取り組みます。

 

 

5.男女共同参画社会実現に向けた取り組み

    ・男女共同参画社会実現に向け、JEC連合の取り組みに積極的に参加します。

    ・男女共同参画やワーク・ライフ・バランスなどに関する勉強会を実施し、啓蒙・推進活動や単組支援活動を行います。

 

 

6.その他の取り組み

1)広報・情宣活動について

   ・部会活動の情報提供は、引き続き「メール」「郵送」を基本に行います。

2)他部会との連携について

   ・他部会との情報交換を密にして連携と調和に努めます。

 

 

7.労使懇談会

   ・第12回労使懇談会を10月に開催します。

 

以 上